真の名匠とは

 真の名匠とは、その存在だけで他を圧倒せしものであると、インターネットの世界を彷徨っていてふと思いました。
どんなものでもそれは共通して言えることであると思いますが、
ひとつ身近な例でSRCアイコンを取り上げてみます。
 そのアイコン画家のサイトに入った瞬間から、何と言うか威圧感のようなものが漂ってくるわけですよ。
展示されている作品で完全に圧倒され、さらにその製作者の「言葉では語らぬ。作品で語るのだ」といった
信念までも感じ取れる訳ですね(「」内の言葉を実際に明言している方もおります。過去に深い事情があるのでしょう)。
そういった作品を私も作ってみたいものです。ただ、その人となりまでコピーしようとは思いませんけど。
私の場合、「この人の作品は素晴らしい! ぜひ、お話だけでも聞かせて欲しい!」と思っても、
上記の理由からどうしてもしり込みしてしまいますから。
なので、「自分がちょっと……と思うことは、他人にするな」という考えから、「とっつきにくい人間」になりたくないと思うのです。


 理想として「親しみやすくて、満足のいくものを作れるアイコン屋」になりたいと私は思っております。
私個人としては、いかに素晴らしい作品を作っている方でも、あまりに凄過ぎて近づきがたいイメージを抱かせるように
なってしまうのははたしてどうかと考えておりまして。
 今は「親しみやすくて、満足のいくものを作れるアイコン屋」にはなれていないですね。
「チャラチャラした落書きバカ野郎」程度のもんでしょう。たぶん。
何とか理想に近づければなと思って悩んでいる今日この頃です。