今年もグランドエンディングは通常版EDテーマか……

 もうグランドエンディングにオープニングテーマがかかることはないのかな……。
今回はなんと巨大拳士の出番が一切なし。あれほど巨大戦が薄かったマジレンジャーでもマジレジェンドがきっちり出てたのに*1
戦隊シリーズでも(巨大ロボが一切登場しないゴレンジャーとジャッカーは置いておくとして)巨大戦ナシの最終回は珍しいかもしれないですね。
そして、戦闘では兄さんとケンは役目をキッチリ果たしたものの、地味な役回りに徹した感があります。
反対にメイン3人は失った意識の中で理央、メレ、三拳魔より究極のリンギを会得し、ロンを圧倒する力を身につけてました。
そして、倒すことのできない不死身の相手は封じ込めるという結論を得た3人はロンを文字通りのドラゴンボールに変えることに成功。
破滅から世界を救うことができました。
 で、そのドラゴンボールでビリヤードをし始めた象さんと鮫さんがいかにもアホっぽくていい感じです。
それに気づいてやめさせようとしたドタバタのはずみでゴリラさんが飛んできたドラゴンボールを飲み込んでしまい、
鹿さんがゴリラさんにチャランボーかましてなんとか吐き出させるという一幕も。
 今回は3人の「獣拳はずっと受け継がれていくもの」というのが最大のテーマでした。
レツとランはスクラッチで獣拳を後進に伝える役目を担い、ゴウとジャンは「ストII」のリュウの如く放浪の旅へでていきます。
ケンは工場で象さんのムチャクチャな指示のもと、ゲキレンジャーのアイテムの修理に奔走する毎日を送っているようです。


 さて、今回の引き継ぎはゲキレッドのオーバーアクションが目を引き、いかにもジャンだなというのがわかるようになってます。
たいしてゴーオンレッドはバトンタッチしたあと全力でダッシュしていきました。
本編でも猪突猛進型の性格のようなので一応事前情報とはマッチしているように思います。
ただ、この時期ではまだ新レッドの性格は完全にはわからないんで、一年後に見直したときにはまた違う感想になると思います。
今、ボウケン→ゲキの引き継ぎを見直せば、どう考えてもゲキレッドがはっちゃけてないのが違和感を覚えさせる原因だったのかな、
と思っております。

*1:お約束のようにぶっ飛ばされてましたが;